- ベトナム人入管法違反者数+94.9%増
- 国籍・地域別で最多、全体の38.2%
- 退去強制でもベトナム人が最多、3513人
日本の法務省入国管理局が発表した2023年における出入国管理及び難民認定法(入管法)違反事件に関する統計によると、同年に入管法違反により退去強制手続きまたは出国命令手続きを執ったベトナム人の数は前年比+94.9%増の6953人だった。
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ベトナム人の入管法違反者数は国籍・地域別で最も多く、全体の38.2%を占めた。また、退去強制した外国人を国籍・地域別にみると、ベトナムが最多の3513人で、被送還者全体の43.8%を占めた。
また、退去強制手続きを執ったベトナム人のうち、不法就労事実が認められた者は5530人で、国籍・地域別で最も多かった。不法就労事実が認められた者の国籍・地域別の総数は1万2384人で、ベトナム人が不法就労者全体の44.7%を占めた。
2023年における入管法違反者の総数は1万8198人で、前年比+76.7%増。違反事由は、◇不法残留:1万6949人、◇刑罰法令違反:422人、◇資格外活動:175人、◇不法上陸:172人、◇不法入国:168人、◇その他:312人となっている。