国家喫煙被害防止実行委員会(VINACOSH)は25日、中部ダナン市で喫煙被害に関するシンポジウムを開催した。同委員会の発表によると、5歳以下の児童の世帯で70%に喫煙者がいる。また、13~15歳までの生徒の60%が家庭で、80%が公共の場所で日常的に受動喫煙の被害を受けている。男性教師の半数が喫煙者で、その内40%が校内で喫煙することを習慣にしているという。26日付ラオドン紙(電子版)が報じた。
なお、世界保健機関(WHO)ベトナム事務所が発表したベトナムの喫煙に関する統計データによると、喫煙による疾患で毎年4万人が死亡しているという。