ワールドカップイヤーとなる2022年が始まった。サッカーベトナム代表は今年もASEAN、そしてアジアを舞台に多くの大会に出場予定。今回はベトナム代表が今年達成すべき4つの目標を紹介する。
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1:AFFスズキカップ2022での王座奪還
AFFスズキカップは通常2年に1度開催されているが、2020年大会が新型コロナの影響で1年延期となり、2021年に開催されたため、予定通り開催されるなら、次回大会は2022年末となる。パク・ハンソ監督率いるベトナム代表は、AFFスズキカップで大会2連覇を目標としていたが、準決勝で宿敵タイに敗れてベスト4敗退となった。GKダン・バン・ラム、DFドアン・バン・ハウ、DFグエン・チョン・ホアン、MFドー・フン・ズンといった主力を怪我で欠く中、不完全燃焼に終わったベトナムは、東南アジア最強の称号を取り戻すべく、再び立ち上がらなければならない。負傷していたメンバーらも3月までには復帰する予定で、年末のAFFスズキカップ2022はベストメンバーで王座奪還を目指す。
2:SEA Games 31での2大会連続サッカーアベック金メダル
新型コロナで延期となった第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)は2022年5月にベトナムの首都ハノイで開催予定。東南アジア版五輪と称される同大会の花形競技であるサッカー競技において、ベトナムは前回フィリピン大会で男女(男子はU-23代表、女子はA代表)ともに金メダルを獲得している。自国開催となる今年の大会では、2大会連続となるアベック金メダルが期待されている。
3:FIFAワールドカップ・アジア最終予選での史上初の勝ち点獲得
ベトナム代表はFIFAワールドカップ・アジア2次予選を勝ち抜いて、昨年9月から始まった最終予選に参戦中。日本やオーストラリア、サウジアラビアなどの強豪相手に1点差のゲームを演じるなど健闘しているものの、結果はここまで6戦全敗。ファンやサポーターは最終予選での史上初となる勝ち点、そして初勝利を待ち望んでいる。
4:FIFA女子ワールドカップ初出場を目指すベトナム女子代表
ベトナム女子代表は、2月にインドで開催されるAFC女子アジアカップ2022(兼FIFA女子ワールドカップ2023予選)に出場する。今大会には予選を勝ち抜いた12チームが出場。ベトナムは今大会のグループリーグで、日本、韓国、ミャンマーと同居する死の組に入っている。日本と韓国のグループリーグ突破は確実視されており、ベトナムは3位に入ってワイルドカードで決勝トーナメント進出を狙う。この大会はFIFA女子ワールドカップの予選を兼ねており、開催地枠で出場するオーストラリアを除いたチームのうち上位5チームが出場権を獲得、それに次ぐ2チームが大陸間プレーオフに進出する。
※記事提供:ベトナムフットボールダイジェスト+