東南アジア競技大会連盟(SEAGF)は18日、第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)に関するオンライン会議を開いた。この席で、同大会のホスト国を務めるベトナムは、2022年5月中旬のハノイ市での開幕を計画していると明らかにした。
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「東南アジアのオリンピック」と称されるSEA Gamesは、2年に1度開催されるスポーツの祭典で、今大会で第31回目を迎える。今大会はベトナム・ハノイ市を開催地として2021年11月末に開幕する予定だったが、ホスト国を務めるベトナムが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行状況が国内と域内で複雑化していることを理由に、来年への延期を提案していた。
SEAGFはこれに先立ち9月17日に開いた会議で、域内各国のオリンピック委員会から、各国の新型コロナ流行状況とSEA Games開催に向けた準備状況について報告を受けた。
各国代表によると、現在は域内の多くの国々で新型コロナが制御下に置かれており、ワクチン接種率も高い水準となっている。さらに、18歳未満の未成年に対するワクチン接種も準備が進んでいるという。
ベトナムは現在、2022年5月中旬の大会開幕を目指しており、施設の整備などを進めている。今後、開催に向けた正式な手続きが完了次第、SEAGFおよび各国代表に通知する方針。