ヨーロッパ訪問から帰国したベトナムサッカー協会通信宣伝部のチュン部長は、ドイツのベルリンで行われたドイツ在住の外国人コミュニティー対抗サッカー大会で、ヨーロッパやラテンアメリカのサッカー伝統国出身とするチームを下してベトナムチームが優勝したとの報告を行った。越僑選手の中にはドイツのクラブチームに所属している者も多く、彼らはベトナムのナショナルチームの有力なメンバーになり得るとして注目されている。一部では国籍問題も指摘されているが、チュン部長は、彼らはベトナム人であり、ベトナム国籍を取得することは可能だとする認識を示した。
また、チュン部長はベトナムが来年のアジアカップ開催国として世界にアピールする際の参考として、今回のワールドカップにおけるドイツメディアの宣伝方法を視察した。
さらに、スペインの名門クラブチームであるレアルマドリードを訪れた同部長は、単なるサッカーチームの枠を超えて貿易やリゾート業等を幅広く行うそのビジネスグループ体制を賞賛し、ベトナムのクラブチームが最終的に目指す姿だと述べた。