付き合って6か月が経ったころ、ハイさんはプロポーズを決意した。
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「彼女にぴったりのリングを探すのに1週間近くかかり、それからリンをレストランに誘いました。すてきな音楽とロマンティックな雰囲気の中で、彼女がプロポーズを受け入れてくれたときは飛び上がりたいほど幸せな気持ちでした」。
2人は物理的な距離が離れていることから、最初は家族の反対を心配していた。しかし幸い、両家ともに賛同してくれた。その後、ハイさんとハイさんの家族は、ハノイ市にいるリンさんの家族に挨拶に行った。
出会いからデート、交際を経て結婚式まであっという間の出来事だったが、ハイさんはこれこそ「縁」なのだと感じている。ハイさんもリンさんも、お互いのことを運命の人だと思っている。
今年3月末、リンさんの実家があるハノイ市、ハイさんの実家がある南中部高原地方ダクノン省、そしてビンズオン省で結婚式を挙げた後、2人はようやく同じ家に帰ることができた。新型コロナの第4波が発生する前に、2人は南中部沿岸地方フーイエン省やビンディン省へハネムーンに出かけた。
2人は現在、ビンズオン省で暮らし、リンさんもハイさんと同じ職場で仕事をしている。しかし最近は再び国内で感染が拡大しているため、医療スタッフのハイさんは自宅にいる時間がほとんどない。ハイさんはこの第4波が収束したら、妻ともっと多くの時間を過ごしたいと願っている。
そして近い将来、2人はビンズオン省にコーヒーとケーキの店をオープンすることを計画しているのだという。
「第4波が発生し、夫も同僚たちもまた忙しくなりました。皆、強い気持ちでこれを乗り越えて欲しいと願っています。そして夫には、常に(私という)とても強い後ろ盾があるということだけ覚えていて欲しいです」とリンさんは語った。