またアー医師は、「兄のベトさんは手術の前から植物状態でしたが、人工肛門をつけ、手術後も19年間を生き抜きました。これは医療、そしてツーズー産婦人科病院および病院の平和村の人々の熱心なケアによる奇跡です」と話す。
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弟のドクさんは今年で37歳。2006年に結婚し、2009年に男女の双子が生まれた。現在はツーズー産婦人科病院平和村に勤めている。2人の子供には、それぞれ富士山と桜にちなみ、男の子を「グエン・フー・シー」、女の子を「グエン・アイン・ダオ」と命名している。
この30年間、ドクさんには数えきれないほどの困難と苦難があった。ドクさんは、「医師の献身的なサポートのおかげで、まるで2度目の人生に生まれ変わることができたようです。皆さんに本当に感謝しています。この第二の人生を私に与えてくれた第二の父・第二の母の恩に報いるため、より良い人生を、そして意義のある人生を生きるよう毎日自分に言い聞かせています」と話した。