2015年7月に開催された米国に住む6~15歳のベトナム人の子供たちを対象としたピアノコンクール「ブイスターキッズ(VStar Kids)」に特別枠で出場し3位に入賞したのを機に、エバン君の才能は広く知られるようになった。
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(C) Kenh14.vn |ピアノの神童、始ま りは玩具のピアノ |
(C) Kenh14.vn, エバン君と両親|ピアノの神童、始ま りは玩具のピアノ |
米国で活躍するハンガリー人チェリストのラースロー・メズ(Laszlo Mezo)はエバン君について「彼は私が共演した最年少の音楽家だが、練習や公演での態度はプロそのもので私が楽曲に加えたアレンジもすぐに覚えてしまうんだ」と称賛する。
そして2016年3月には米国のトーク番組「リトル・ビッグ・ショット(Little Big Shots)」でピアノ演奏を披露して全米で一躍有名となった。ほかのトーク番組からも出演依頼があったが、子供に最も大切なことは教育だとするエバンくんの母親の方針からエンターテインメント性の強い番組への出演は断り、同番組への出演を決めたという。
さらに同年6月と7月にはカリフォルニア州音楽教師協会(MTAC)主催のコンクールと米国南西部のこども音楽コンクールで1位と2位を受賞した。
エバン君は毎日2時間のピアノ練習のほかは、公園で遊んだりサッカーをするのが好きで、得意科目は算数だという。