グループが今直面している大きな問題は、重い病気の犬猫を治療する費用の財源と、保護した犬猫を世話できるメンバーの確保だ。メンバーには様々な年代の人も含まれるが、生徒や学生が大半で財政的にも時間的にも限りがある。それにグループ名は「犬猫救護所」だが、そういう場所は実在しない。
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グループリーダーで会社員のトゥアンさん(27歳)は、新しい飼い主が見つかるまでの間、犬猫を集中的に飼うことのできる場所が欲しいという。「理想的なのは市街地から離れた空き地です。鳴き声や臭いで周囲の人の迷惑にならないように」と話す。
動物愛護団体「アニマルアジア」ベトナム事務所のトゥアン・ベンディクセン代表は、犬猫救護所について「北部で犬猫の救護活動をしている初めてのグループです。多くの困難にぶつかるでしょうが、若い力でなんとか乗り越えて規模の大きな組織になるでしょう。アニマルアジアは彼らの活動を見守っていきます」と語った。