遠い国アンゴラで起業したハノイ出身のイケメン

2013/01/27 08:53 JST配信

 「なぜアンゴラだったのか?」この質問に対してホアンさんは、「先進国で成功するのは非常に難しく、チャンスも限られています。でも、アフリカは発展途上で、チャンスはいくらでも転がっています」と答えた。店舗はいずれも学校など、若者が集まる場所に位置しており、朝から晩まで賑わっている。

(C) Vnexpress, グエン・ルオン・フイ・ホアンさん(右)
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 ゲームセンター2店舗には、計16台のプレイステーションが設置されており、1時間の利用料は2ドル(約178円)。この売上から諸費用を差し引いても、毎月約1500ドル(約13万3500円)の貯金が可能だという。今後は、コンピューター修理サービスも開始する予定だ。「事業拡張の準備に向けて、一度帰国し、店舗の管理をしてもらうために親族をアンゴラに招くつもりです」

 ホアンさんは、節約のために部屋を借りず、店舗内で生活することにしている。一人暮らしの彼はもちろん自分で料理を作らなければならないが、幸い市場が店舗のすぐ近くにあって、とても便利だという。アンゴラ人の店員にも毎日ベトナム料理を振舞っている。イケメンで、料理も上手な彼だが、昔から片思いしていた女性がいる。これまで何度もアプローチしてきたが、最近になって、遠い国で起業し、成功したことを認めてもらい、恋人になることをOKしてもらったという。

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[Binh Minh, VNExpress, 07:00 (GMT+7) 06/12/2012]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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