- ハロン湾で観光客の受け入れ再開
- 台風ヤギ直撃で観光業に甚大な被害
- 観光船の一部ルートが運航再開
東北部地方クアンニン省のハロン湾管理委員会は、13日からハロン湾の一部観光スポットで通常営業を再開し、観光客を迎え入れると発表した。クアンニン省ハロン市では先週末、台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)が直撃して観光業にも甚大な被害が出ていた。
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同委員会は、台風被害の克服に向けて、この数日リソースを集中しており、既に一部の観光船の周遊ルートでは営業再開の準備が整ったと明らかにした。運航再開となるのは、◇ルート1(ティエンクン~ダウゴー)、◇ルート2(スンソット~ハンルオン~ティトップ)、◇ルート5(バハン除く)。
今回の台風では、クアンニン省が特に大きな被害を受けており、多くの負傷者が出ている。ハロン市の観光業も大打撃を受け、海岸沿いにあるほとんどの宿泊施設では、ガラスが割れたり、屋根が飛ばされたりするなどの被害が出たほか、強風と豪雨により、客室やフロント、レストラン・バーの天井や家具が損壊した。
クアンニン省は台風被害の克服に向けて、観光業のいち早い営業再開を目指している。