第78回国連総会への出席のため訪米中のファム・ミン・チン首相は20日午前、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組み「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」の代表であるベトナム系フランス人アウレリア・グエン氏と面会し、友好勲章を授与した。
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チン首相は、コロナ禍の最も困難な時期にベトナムに貴重な支援をしたとして謝意を述べ、途上国でワクチン接種を支援する国際機関GAVIワクチンアライアンス(GAVI)またアウレリア・グエン氏個人に対し、ベトナムの各種感染症の予防ワクチン入手や、予防接種戦略・計画の構築、mRNAワクチンの技術移転などで支援を強化するよう要請した。
これに対しアウレリア・グエン氏は、コロナ禍で大きな困難に直面したベトナムが、世界で最も高いワクチン接種率を達成し、急速に経済・社会開発を回復させたことについて強い印象を受けたと話し、各種ワクチンの製造について両者で引き続き協力し、一般的な病気のワクチン接種プログラムでも支援していくと述べた。