言論・報道の自由の擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織「国境なき記者団」(本部:フランス・パリ)は、「2023年度 世界報道自由度ランキング(World Press Freedom Index 2023)」を発表した。
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ベトナムは前年から4ランク後退し、180か国・地域中178位だった。日本は前年から3ランク上昇の68位。
同ランキングは、世界各国・地域における報道の自由度をランキング化したもの。政治的背景、経済的背景、法的枠組み、社会的背景、安全性の5つの指標に基づいて指数を採点している。
今年度のランキングでは、前年と同じくノルウェーが1位に立った。続いて、2位:アイルランド、◇3位:デンマーク、◇4位:スウェーデン、◇5位:フィンランドの順。ワースト1~5位は、最下位が北朝鮮で、これに中国、ベトナム、イラン、トルクメニスタンが続いた。
東南アジアでは、10位の東ティモールがトップ。以下、◇73位:マレーシア、◇106位:タイ、◇108位:インドネシア、◇129位:シンガポール、◇132位:フィリピン、◇142位:ブルネイ、◇147位:カンボジア、◇160位:ラオス、◇173位:ミャンマー、◇178位:ベトナムの順となっている。
なお、ベトナムの過去6年間の順位は、◇2016年:175位、◇2017年:175位、◇2018年:175位、◇2019年:176位、◇2020年:175位、◇2021年:175位、◇2022年:174位で、ほぼ変わっていない。