言論・報道の自由の擁護を目的としたジャーナリストによる非政府組織「国境なき記者団」(本部:フランス・パリ)は、「2022年度 世界報道自由度ランキング(World Press Freedom Index 2022)」を発表した。ベトナムは前年から1ランク上昇し、180か国・地域中174位だった。日本は前年から4ランク後退の71位。
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同ランキングは、世界各国・地域における報道の自由度をランキング化したもの。検閲の状況、法的枠組み、透明性、インフラなどの項目に基づいて指数を採点している。
今年度のランキングでは、前年と同じくノルウェーが1位に立った。続いて、2位:デンマーク、◇3位:スウェーデン、◇4位:エストニア、◇5位:フィンランドの順。ワースト1~5位は、最下位が北朝鮮で、これにエリトリア、イラン、トルクメニスタン、ミャンマーが続いた。
東南アジアでは、17位の東ティモールがトップ。以下、◇113位:マレーシア、◇115位:タイ、◇117位:インドネシア、◇139位:シンガポール、◇142位:カンボジア、◇144位:ブルネイ、◇147位:フィリピン、◇161位:ラオス、◇174位:ベトナム、◇176位:ミャンマーの順となっている。
なお、ベトナムの過去6年間の順位は、◇2016年:175位、◇2017年:175位、◇2018年:175位、◇2019年:176位、◇2020年:175位、◇2021年:175位で、ほぼ変わっていない。