ハノイ市ノイバイ国際空港にサルが出没したとの情報を受け、交通運輸省傘下のベトナム民間航空局(CAAV)は同空港に対し、サルが飛行場に侵入するのを防ぐべく確認と監視を行い、対策を講じるよう要請する文書を送付した。
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これに先立ち、14日と18日に同空港のセキュリティブースと飛行場のセキュリティフェンスの付近でサルが出没した。人が近づくと、サルはすぐに逃げたという。現時点では飛行場に侵入したとの情報がないため、治安部隊はまだ措置を講じていない。
空港の担当者によると、空港の付近にサルの飼育を届け出ている世帯はなく、サルがどこから来たのか特定できていないという。
CAAVは、サルが飛行場に侵入すれば同空港の運航業務に支障が出る可能性があるとし、空港の安全を確保すべく、カメラシステムを通じて常時監視を行うよう空港側に要請している。
CAAVはまた、ハノイ市森林保護支局に対して空港付近のサルの状況を確認し、対処するよう要請した。