労働傷病兵社会省の代表はこのほど、駐ベトナム韓国大使と会見し、韓国がベトナム人労働者の受け入れ人数を増加するよう要請した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、条件を満たした労働者の渡航が停滞していることや、不法滞在するベトナム人労働者の割合が30%未満に下がったことなどを挙げ、労働分野での協力拡大を要望した。
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具体的には、◇雇用許可(EPS)プログラムによる受け入れ数増加、◇季節労働者・熟練労働者の受け入れ拡大、◇派遣労働経験者の受け入れ機会創出、◇看護やITなど韓国で需要のある分野の労働者採用などを要請した。
韓国大使は、労働傷病兵社会省の要請、特にEPSプログラムによる受け入れ増加について政府に報告すると応じた。
ベトナムから韓国への労働者派遣はこれまでに延べ11万5000人以上に上っている。2022年9月末時点では、4万人余りが韓国で働いており、うち2万8674人がEPSプログラムで渡航した。