ベトナム航空局(CAAV)はこのほど、飛行機の窓と日よけの間にスマートフォンを挟む行為があったとして、「非常に危険な行為」と警告した。
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最近、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)上に、一部の乗客が飛行機の窓と日よけの間にスマートフォンを挟んでいる様子を写した画像が投稿されて波紋を呼んでいた。外の景色や離陸の様子を動画で撮影するのが目的と見られる。
動画投稿プラットフォーム「ティックトック(TikTok)」では最近、飛行機の窓から外の景色を映した動画が若者の間で人気となっているが、SNSでは、スマホを窓と日よけの間に挟んで動画撮影する行為について、安全面に問題がないか疑問視する声があがっていた。
これについてCAAVのディン・ベト・ソン副局長は、「運航の安全に支障を及ぼす恐れがある非常に危険な行為」と警鐘を鳴らした。
同氏は、スマートフォンについて現行規定で運航上の危険物に含まれておらず、運航中は電源をオフにするか、機内モードに切り替える必要があるのみとしながらも、「窓と日よけの間に挟んで長時間の動画を撮影することは、日光に当たったスマートフォンが過熱して爆発する恐れがあり、非常に危険」と述べるとともに、関連機関に必要な対策を取るよう指導したことを明らかにした。