韓国の教育企業、ピサン教育(Visang)は8日、ホーチミン市外国語情報技術大学(HUFLIT)に、同社のスマート韓国語教育ソリューション「クラス(klass)」を供給したと発表した。
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同社がベトナムで「klass」を提供した大学は、今回で7大学目となる。HUFLITには現在、韓国語を学習している学生が約800人いるという。
ピサン教育はHUFLITに対し、「klass」プログラムと教授法、電子黒板、タブレット端末など、デジタル授業に必要なシステム一式を提供しており、これを使ったスマート授業を進めていく予定だ。
これは、韓国国際協力団(KOICA)によるIBS(Inclusive Business Solution)事業の一環として行われている。IBS事業は開発途上国において、経済的な問題から教育を受ける機会が限られる人々へ雇用とビジネスの機会を提供し、かつ韓国企業のニーズも満たすことを主旨としている。
ピサン教育は今後、ベトナムの大学へのスマート教室の構築も進めるとしている。