ホーチミン市教育訓練局は1日、市内の学校のクラス内で新型コロナ感染者(F0)と濃厚接触者(F1)が半数以上となった場合、当該クラスをオンライン授業に切り替える決定権を各校の校長に付与すると発表した。ウィズコロナの新常態(ニューノーマル)以降に伴い、教育現場での柔軟な対応が求められている。
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同局は先日、F1の生徒が医療機関が発行した陰性証明書なしでも登校再開できるよう提案していたが、市人民委は最近、これを受け入れる形で規定を調整した。
それによると、自宅隔離を終えたF1の生徒は、自宅で迅速検査を行って陰性なら、担任教師に報告の上で登校を再開できるようになった。隔離期間は、2回のワクチン接種を完了している生徒は5日間、2回のワクチン接種を完了していない、または未接種の生徒は7日間となっている。
また、市人民委はF1の生徒への対応も調整。これまではクラス内でF0が確認された場合、当該クラスの生徒と教師の全員が迅速検査を受けることになっていたが、今後は感染の兆候が見られる生徒・教師に対してのみPCR検査を行うことになった。