ホーチミン市教育訓練局は、新型コロナ対策で長らく登園・登校が禁止となっている市内の幼稚園・保育園・小学校(1年~5年生)および中学1年生(日本の小学6年生に相当)について、テト(旧正月)明けの2月14日から登園・登校を再開させることを市人民委員会に提案している。
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これに先立ち、同市では1月4日から市内の中学校・高校の対面授業を再開させていた。市教育訓練局は、幼稚園・保育園・小学校・中学1年生の登園・登校再開の提案について、ワクチン接種が進んで市内の新型コロナが制御下にあること、子供が登園・登校できないことによる保護者の負担軽減などを理由に挙げた。
また、2021~2022学年度から、小学校低学年(1・2年生)および中学1年生向けに新しい教育プログラムを適用しているが、オンラインでは教育の質が担保できないことも理由の一つに挙げている。
提案によると、幼稚園と小学校の各教育施設は2月7日から園児・生徒を迎え入れる準備を開始し、2月10日から13日までに保護者向けオリエンテーションや、教職員向け安全対策トレーニングを実施。
その後、2月14日から登園・登校を再開させるが、子供を登園・登校させるか否かは保護者の判断に委ねられる。安全への不安から子どもを登校させたくないという保護者がいた場合、小学校・中学校は引き続きオンライン教育プログラムを提供する。