ハノイ市保健局は19日、市内30区・郡・町の579街区・村における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染流行状況レベルを発表した。
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これによると、全体の6割を占める343街区・村がレベル1(低リスク・ニューノーマル=新常態)のグリーンゾーンとなり、残る236街区・村はレベル2(中リスク)のイエローゾーンに分類された。
ハノイ市内で、レベル3(高リスク)のオレンジゾーンおよびレベル4(超高リスク)のレッドゾーンに分類された行政区はなかった。
市中心部の4つの区の感染流行状況レベルは以下の通り。
◇バーディン区:ザンボー街区、ゴックカイン街区、クアンタイン街区の3街区がレベル1、残りはレベル2に分類。
◇ホアンキエム区:クアドン街区、クアナム街区、ハンバック街区、ハンボー街区、ハンダオ街区、ハンガイ街区、リータイトー街区、チャンフンダオ街区、チャンティエン街区がレベル1、残りはレベル2に分類。
◇ハイバーチュン区:カウゼン街区とドンニャン街区の2街区がレベル1、残りはレベル2に分類。
◇ドンダー区:全街区がレベル2に分類。
なお、政府が先般公布した、新型コロナと安全かつ柔軟に共存するための臨時措置に関する政府決議第128号/NQ-CPによると、各行政区における感染流行状況は、◇市中感染者数、◇住民のワクチン接種率、◇地元の医療対応能力の3つの指標に基づき、前述の4つのレベルに分類して評価することになっている。