ホーチミン市で米ファイザー(Pfizer)製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後に1人が死亡したことを受け、同市保健局は28日昼にファイザー製ワクチン(製品ロット:FK0112)の接種を一時停止するよう指示したが、審査を経て同日中に接種が再開された。
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保健局は死亡例の報告を受けた後、午後に諮問評議会の緊急会合を開催し、死亡がワクチン接種に関連するか否かを検討した。医療専門家らは会議の末に「ワクチンの品質に関連する死亡だという証拠はない」と結論付けた。
これを踏まえ、同市保健局傘下のホーチミン市疾病管制センター(HCDC)は同日夕方、関連機関や組織などに対し、ファイザー製ワクチンの接種を再開するよう指導した。
現時点で死因は明らかになっておらず、法医鑑定の結果を待っている段階だ。