大韓商工会議所は19日、韓国企業の出張団が集中隔離期間を7日間に短縮しての特例入国が認められたと発表した。
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これに先立ち保健省は4日、新型コロナウイルスワクチンを十分に接種し、なおかつ検査結果が陰性の入国者に対し、集中隔離期間を7日間に短縮することを決定した。同決定を利用して特例入国するケースは今回が初めてとなる。
大韓商工会議所が主導し組織した出張団はベトナム進出企業50社の専門家84人からなり、全員がワクチン接種証明書の発行を受けている。ベトナムでのPCR検査で陰性と判断されれば、集中隔離期間および自宅での健康観察が7日に短縮されることになる。
今回、入国予定である起亜自動車の関係者は「ベトナムの第4波以降、現地工場の設備を運用する人員が不足していた。今回の出張で3車種の開発作業が進められる」と喜びを述べた。
大韓商工会議所ベトナム事務所と在ベトナム韓国大使館はこれまで、集中隔離期間を短縮しての特例入国実行に向け、ベトナム当局との協議を続けてきた。今後も出張の負担を減らす同制度の実施を奨励するため、ベトナム政府と引き続き協議を行っていく予定だ。