保健省がベトナムワクチン株式会社(VNVC)を通じて英国の製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)から購入した新型コロナウイルスワクチン合計3000万回分のうち第5弾となる122万8500回分が23日、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
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これに先立ち、保健省がアストラゼネカから購入したワクチンの第1弾となる11万7600回分が今年2月24日に、第2弾の28万7600回分が5月25日に、第3弾の58万回分が7月9日に、第4弾の92万1400回分が7月15日に到着。第5弾では、これまでで最も多い122万8500回分が到着し、合計313万5100回分を受け取ったことになる。
ベトナム政府はこれまでに、新型コロナウイルスワクチンの共同調達に関する国際的な枠組みである「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」や政府の二国間援助、事前発注契約を通じて、アストラゼネカ製ワクチン約860万回分を受領した。
ベトナムが調達したワクチン全体に占めるアストラゼネカ製の割合は77%となっている。また、米国のモデルナ(Moderna)製200万回分、中国のシノファーム(Sinopharm)製50万回分、米国のファイザー(Pfizer)製20万回分を受領した。