保健省は23日、新型コロナウイルスワクチンの接種が予定より遅れているとして、10省・市の人民委員会に対し、接種作業の加速を求める公文書を送付した。
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公文書では、◇ホーチミン市、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省、◇東北部地方カオバン省、◇南中部沿岸地方クアンナム省、◇同クアンガイ省、◇南中部高原地方ダクラク省、◇同ラムドン省、◇南部メコンデルタ地方ティエンザン省、◇同カントー市、◇同キエンザン省の10省・市に、ワクチン接種の加速を求めている。
中央衛生疫学研究所の報告によると、ホーチミン市では、23日午後までの時点で5万回分余りのワクチン接種が完了。これは同市に割り当てられた3回目のワクチン配分のうち69%に相当する。他の9省・市でもワクチン接種の進捗は予定の40%程度に留まっている。
保健省は、上記の10省・市に対してワクチン接種率を高めるべく、注力するよう求め、計画通りに接種作業が進められなかった場合は、自治体代表者にその責任を問うことになると警告した。
これに先立ち保健省は、各自治体に対して、6月18日までに第3回目の配分で割り当てたワクチンの全てを使い切るよう指示していた。