保健省は3日朝、2021年の新型コロナウイルスワクチン接種計画について発表した。計画によると、年内に約1億2500万回分のワクチンを調達し、国民の7割に接種を行うとしている。
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内訳は、◇米モデルナ(Moderna)製が500万回分、◇露スプートニクV(Sputnik V)が2000万回分、◇英アストラゼネカ(Astra Zeneca)製が3000万回分、◇米ファイザー(Pfizer)製が3100万回分、◇コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)からの調達が3890万回分となっている。
2月と4月の調達分で、現在までに国民の約1.2%がワクチン接種を完了。このワクチン接種率を5月中に3%、7月中には10%として、以降もワクチン接種のスピードを加速させたい考え。
この他、ベトナムでは現在、ナノゲン社(Nanogen)や保健省傘下のワクチン医学生物学研究所(IVAC)、第1ワクチン生薬製造会社(Vabiotech)、ワクチン生物製剤研究製造センター(Polyvac)が国産ワクチンを開発中。このうち、開発レースの先頭を走っているナノゲン社は、国産ワクチン「ナノコバックス」の第3期臨床試験を6月上旬に開始する予定。