保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する27日正午の発表によると、4省で市中感染者53人が新たに確認された。
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新規の市中感染者の内訳は、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:30人、◇東北部地方バクザン省:21人、◇西北部地方ディエンビエン省:1人、◇北部紅河デルタ地方ハイズオン省:1人。
市中感染者の詳細は、ハイズオン省の1人を除いていずれも感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。ハイズオン省の1人はスクリーニングで陽性となった。
午前と正午の発表を合わせると、同日正午までに確認された市中感染者数は5省の計77人となっている。
なお、ホーチミン市では27日午前までに、ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」関連で疑陽性者25人が確認された。ただし、保健省が正午までに発表した感染者のデータには含まれていない。
27日正午の保健省の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は6164人、死者数は45人となっている。
4月27日以降に確認された市中感染は30省・市の計3105人。内訳は、◇バクザン省:1564人、◇バクニン省:654人、◇ハノイ市:344人、◇南中部沿岸地方ダナン市:154人、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省:89人、◇ディエンビエン省:57人、◇東北部地方ランソン省:45人、◇ハイズオン省:44人、◇北部紅河デルタ地方ハナム省:39人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:36人、◇北部紅河デルタ地方タイビン省:19人、◇ホーチミン市:8人、◇西北部地方ホアビン省:7人、◇北部紅河デルタ地方ナムディン省:6人、◇北中部地方トゥアティエン・フエ省:5人、◇北中部地方タインホア省:5人、◇東北部地方フート省:4人、◇北部紅河デルタ地方ニンビン省:4人、◇南中部沿岸地方クアンナム省:3人、◇北中部地方クアンチ省:3人、◇南中部高原地方ダクラク省:3人、◇タイグエン省:3人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:2人、◇西北部地方イエンバイ省:1人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:1人、◇東南部地方ドンナイ省:1人、◇北中部地方ゲアン省:1人、◇東北部地方クアンニン省:1人、◇東北部地方トゥエンクアン省:1人、◇西北部地方ソンラ省:1人。
なお、1月28日以降の第3波では、3月26日までの約2か月間に13省・市で910人の市中感染が確認された。ただし、このうち726人はハイズオン省で確認され、同省が第3波の震源地となっていた。