政府は、新型コロナウイルスワクチンの調達に関する政府決議第21号/NQ-CPを公布した。
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決議によると、発展途上国への予防接種普及を推進する国際組織「GAVIアライアンス」が展開するワクチン接種事業「コバックス・ファシリティ(COVAX Facility)」からの支給と国内外のワクチンメーカーからの購入により、新型コロナウイルスワクチン計1億5000万回分を調達する。
ワクチンは18歳以上の人々に使用する。このうち、◇医療従事者、◇新型コロナ予防の従事者(各レベルの運営委員会、隔離施設職員、記者など)、◇軍人・警察官、◇外交・税関・入国管理機関の職員、◇教師、◇65歳以上の高齢者、◇貧困者、◇慢性疾患患者、◇指定された感染流行地域の者などを優先対象者として、ワクチンの無料接種を行う。
経費は国家予算、地方予算、国内外の組織・個人による補助金などその他合法的な資金で賄う。