空港職員の集団感染の発生を受け、交通運輸省傘下のベトナム航空局(CAAV)は7日、空港当局やベトナム空港社[ACV](Airports Corporation Of Vietnam)など航空分野の機関・組織に対し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策を強化するよう指導した。
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これに先立ち、8日午前までにホーチミン市タンソンニャット国際空港の職員5人の感染が確認された。感染した5人は同じチームで荷物の積み下ろしを担当していた。
CAAVは航空分野の機関・組織に対し、特に空港や航空管制施設における新型コロナ対策を最高レベルに引き上げるほか、職員や乗客にマスク着用と手指消毒を徹底させ、感染源となる恐れがある設備やエリアを頻繁に消毒するなど、対策を強化するよう求めた。
また、国際便の操縦士と客室乗務員に対する隔離を厳格に実施し、監視・検査も強化する。ワークフローを見直し、隔離規定に違反したケースについては厳格に処分する。