情報通信省は関連機関と共同で、フェイクニュースや公序良俗に反した情報などを掲載したブログやウェブサイトの閉鎖やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のアカウントの削除を実施している。
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同省は2018年1月から2020年8月までに、反政府活動を扇動する情報を掲載した個人や組織のフェイスブック(Facebook)の283のアカウントを削除した。また、共産党や政府についてのフェイクニュースや、機関・組織・企業・個人の名誉を毀損・侮辱したり、信用を傷つける情報を掲載した154のファンページ、1800本余りの記事、さらに違法な商品やサービスを広告・販売していた2444のリンク広告、賭博ゲームを広告する330のファンページも削除した。
米グーグル(Google)関連では、ユーチューブ(YouTube)上の1万5115本の違反動画、反政府的なコンテンツを掲載していた24のユーチューブチャンネルを削除。米アップル(Apple)のアップストア(AppStore)関連では、情報通信省の許可を受けていない、または規定違反の27のゲームを削除した。
情報通信省は現在、インターネットとネット上の情報の管理を強化するため、インターネットサービスの提供について規定した政令第72号/2013/ND-CPと同政令の改正政令である政令第27号/2018/ND-CPの改正を準備中だ。