厚生労働省が8日と9日に発表した「新型コロナウイルス感染症の無症状病原体保有者の発生について(空港検疫)」によると、両日にベトナムから成田国際空港に到着した乗客2人が、空港検疫により新型コロナウイルスの無症状病原体保有者と報告された。
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8日に発表されたのは群馬県在住の20代女性、9日に発表されたのは富山県在住の20代女性。いずれもベトナムでの行動歴などは明らかにされていない。
なお、10日時点で空港検疫により新型コロナ陽性と判定された人数は669人となっている。
これに先立ち、1日にもベトナムから成田国際空港に到着した日本人の70代男性が空港検疫で陽性と判定された。この男性も無症状だった。男性はその後のPCR検査で2回の陰性判定が出たため、現在は隔離が解除され日本国内の自宅に戻っている。
またベトナムメディアは、8日の全日空のNH898便でハノイ市ノイバイ国際空港から成田空港に到着したベトナム人女性(29歳)が新型コロナの検査で陽性判定を受けたと報じている。
最終更新:2020年8月11日 23:06JST