保健省の17日と19日の発表によると、海外からベトナムに入国した外国人2人が新たに新型コロナウイルスに感染していることがわかった。20日午前6時の時点で、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は計383人となっている。
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海外からの入国者を除く国内での新規感染は95日間続けてゼロ人となっている。これまでに新型コロナウイルスによる死者は出ておらず、20日午前までに感染者の93.2%にあたる357人が回復済み。残る26人のうち、現在も陽性判定が出ているのは15人。
17日に感染が発表された382人目の感染者はロシア国籍の男性(64歳)。15日に感染が発表された8人とともに11日にホーチミン市に到着した専門家の1人。男性は、到着後に東南部地方バリア・ブンタウ省の医療施設で隔離され、13日の検査では陰性だったが、15日に体調不良を訴え、再検査を受けたところ陽性と判明した。
19日に感染が確認された383人目の感染者は、ミャンマー国籍の男性(40歳)。船舶「イパネマ号(IPANEMA)」の乗組員で、6月16日に日本を出国し、6月23日に東北部地方クアンニン省ホンガイ港に入港。その後は船内で隔離されていたが、7月6日にクアンニン省内のホテルに移って引き続き隔離措置を受けた。9日の検査では陰性だったが、17日の再検査で陽性と判明した。