ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)が27日午後に明らかにしたところによると、同市人民委員会は7月1日以降に南中部沿岸地方ダナン市からホーチミン市へ入域した人々全員に対し、健康申告と新型コロナウイルスの検査を行うよう指示した。
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これは、南中部沿岸地方ダナン市で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が発生したことを受けたもの。HCDCは人々に対し、落ち着いて保健当局のガイダンスに従うよう求めている。
HCDCは、以下の対応策を示している。
◇呼吸器症状がある場合または新型コロナの感染疑いがある場合は、マスクを着用して直ちに市内の区・郡の医療機関を受診し、健康申告を行い隔離措置と検査を受ける。その際、公共交通機関は利用せず、まずはホットラインを通じて医療機関に問い合わせる。
◇既に発表された感染者と接触があった場合、もしくは集団感染が疑われるダナン市の3病院(ダナン病院、ダナンC病院、ダナン整形外科リハビリ病院)のいずれかを訪れた場合は、地域の保健当局またはHCDCに問い合わせ、サポートを受ける。
◇その他の場合は、まずは自宅での自主隔離を実施する。その後、区・郡の医療センターのホットラインに問い合わせ、サポートを受ける。
HCDCによると、ホーチミン市に戻ってから既に14日以上が経っている場合も、検査で陰性判定が出るまでは自宅での隔離を実施しなければならない。