グエン・スアン・フック首相は、10日に開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する政府の会合で、ベトナムと中国を結ぶ国際線の運航再開を承認した。
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運航頻度や条件などについては両国の航空管轄当局が協議の上で決定する。
首相は外務省に対し、交通運輸省をはじめとする関連機関と協力し、在外ベトナム人向けの帰国便の増便、国際線の再開に向けた交渉を行うよう指導した。このうち、韓国のソウル、日本の東京、台湾、中国の広州、ラオスのビエンチャン、カンボジアのプノンペンなどを交通結節点とする。
首相はさらに関連機関に対し、外交官や外国人専門家、技術者、投資家、その家族、留学生のベトナム入国を積極的に手配するよう指導した。
一方、ベトナム人労働者の海外派遣については、労働傷病兵社会省に対し、新型コロナウイルス感染症を効率的に封じ込めている国々への派遣を早急に行うよう指導した。