保健省の17日午前6時の発表によると、クウェートから16日に帰国した男性(24歳)が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。これにより、ベトナム国内の新型コロナウイルス感染者数は計335人となった。
(C) tuoitre |
この男性は、クウェート在住で、地場不動産会社FLCグループ[FLC](FLC Group)子会社のバンブー航空(Bamboo Airways)が運航した帰国便で16日にホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)によると、この男性はベトナムに帰国する前の7日から11日にかけて発熱や咳などの症状があった。その後、熱は下がったものの咳が止まらず、入国時には倦怠感も伴っていたため、入国後そのままホーチミン市熱帯病病院に直行し、検査を受けたところ陽性だった。
なお、海外からの入国者を除く国内での新規感染は62日間続けてゼロ人となっている。これまでに新型コロナウイルスによる死者は出ておらず、17日午前までに感染者の97%にあたる325人が回復済み。
治療中の10人のうち、現在も陽性判定が出ているのは7人となっている。陽性患者の1人は325人目の感染者の女性(34歳)で、一旦は回復し退院したが、退院後の検査で再び陽性となり再入院した。