保健省の発表によると、27日午前7時30分時点でベトナム国内における新型コロナウイルス感染の疑い例は92人となっている。26日午前の時点では、31人だったので、61人増えたことになる。
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感染疑いで隔離されるのは、感染者または感染流行地域から来た人に接触後、発熱や咳などの症状があらわれた場合。現在、感染疑い者や感染流行地域から来た人に接触したとして、5474人が隔離措置を受けている。
国内ではこれまでに16人の感染者が見つかったが、27日午前までに全員が完治・退院しており、13日以降は新たな感染者は確認されていない。
なお、保健省は26日、新型コロナウイルスについて南中部沿岸地方カインホア省での流行終息を発表した。同省では、最後に見つかった患者が4日までに完治・退院しており、以降は新たな感染者が見つかっていない。
その一方で、同省カムラン国際空港検疫当局は25日と26日の両日、韓国の感染流行地域(主に大邱(デグ市))から入国した36人を特定し、うち8人に咳や発熱などの症状があったことを確認。症状があった8人は、カインホア省熱帯病病院で隔離・治療を受けており、残る28人は医療施設に隔離されている。
ベトナム当局は感染の流行が再発する可能性もあるとして引き続き警戒を強めている。