テト間近、越僑たちの帰国ラッシュ―出迎えで空港大混雑

2020/01/18 05:59 JST配信

 1月25日のテト(旧正月)が間近に迫る中、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線ターミナルは、故郷でテトを迎えるために帰国する越僑(在外ベトナム人)と、彼らを出迎える人々でごった返している。

(C) toquoc
(C) toquoc

 16日午後、国際線ターミナルの到着ロビーの外では、1000人もの人々が帰国する家族の到着を待つ光景が見られた。空港の外も、空港を出入りする自家用車やタクシー、配車アプリの自動車などで混雑した。

 ある女性(44歳)は何度も時計を見ながら、オーストラリアから帰国する兄を待っていた。「兄が帰国するのは2年に1度。今日はフライトが遅延して、到着も遅れているようだ」と話した。

 またある男性(25歳)は、留学先のオーストラリアから1年ぶりに帰ってくる恋人を待っていた。彼女は花が好きだからと大きな花束を用意し、久しぶりの再会を楽しみにしている様子だった。

 南部メコンデルタ地方アンザン省から一家揃ってホーチミン市まで出迎えにやってきたという男性(64歳)は、台湾で暮らす娘の帰国を心待ちにしていた。

 テトの繁忙期にあたる1月10日から2月8日にかけて、航空会社各社はフライトを増便して需要に対応している。繁忙期にタンソンニャット国際空港を発着するフライト数は1日平均840~850便、ピーク時には1000便近くに達する見通しだ。

[To Quoc 21:20 16/01/2020, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 2021年のテト(旧正月)が間近に迫る中、米国ジョージア州で最大のベトナム市場には、バインチュン(banh ...
 交通運輸省傘下のベトナム航空局によると、国内航空会社6社はテト(旧正月)の繁忙期の需要増に応えるた...
 ホーチミン市では毎年テト(旧正月)前に、空港や鉄道の駅が大勢の人でごった返す光景が繰り返される。今...
 2月16日のテト(旧正月)が間近に迫る中、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線ターミナルは4日...
 「リトルサイゴン」の異名を持つ米国カリフォルニア州南部オレンジ郡は、米国内で越僑(在外ベトナム人)...
 2月8日のテト(旧正月)が間近に迫る中、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線旅客ターミナルは...
 テト(旧正月)が間近に迫る今、ホーチミン市タンソンニャット国際空港の国際線旅客ターミナルは、テトを...
 「リトルサイゴン」の異名を持つ米国カリフォルニア州南部オレンジ郡のガーデングローブ市とウエストミ...

新着ニュース一覧

 ベトナム共産党政治局・書記局は20日に開かれた会合で、政治局員・国会共産党連合会書記・国会議長在任...
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部メコンデルタ地方カマウ省人民委員会は19日、ダムゾイ郡でダムゾイ・カイヌオック・チャーラー(Dam...
 午後3時、ハノイ市ハイバーチュン区ファムディンホー街区在住のグエン・ゴック・クアンさん(男性・61歳...
 ホーチミン市人民委員会は21日、12月の商業運転開始を予定している都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~...
 21日から23日までの日程でマレーシアを公式訪問中のトー・ラム書記長は21日、最高儀礼に則り盛大に執り...
 ドミニカ共和国を公式訪問中のファム・ミン・チン首相は現地時間20日、ルイス・ロドルフォ・アビナデル...
 米不動産サービス大手クッシュマン&ウェイクフィールド(Cushman & Wakefield=C&W)がこのほど発表した...
 南中部高原地方総合病院は19日、自宅で調理したヒキガエルの肉と卵を食べた児童2人が中毒を起こしたと...
 ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン市国家大学=VNU-HCM)傘下の政策開発研究所が先般発表した...
 医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売を手掛ける株式会社エクセル・クリエイツ(大阪府大阪...
 ハノイ市ナムトゥーリエム区の国立展示建設センター(1 Do Duc Duc, quan Nam Tu Liem, TP. Ha Noi)で、...
 米空軍は南中部沿岸地方ビントゥアン省ファンティエット空港で20日、ベトナム空軍に米国製の練習機「T-...
 ブイ・タイン・ソン副首相は19日、北中部地方タインホア省で計画されているWHAスマートテクノロジー工...
トップページに戻る