日本と東南アジア10か国の青年328人を乗せた「東南アジア青年の船(SSEAYP)」が10日午後、ホーチミン市ニャーベー郡のヒエップフオック港に到着し、今年も同市共産青年団などから熱烈な歓迎を受けた。
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今年は11月3日に日本を出港し、約40日間にわたり東南アジアを巡る。ベトナムからは29人が参加しており、「東南アジア青年の船」は2回目というメンバーも多い。中でも1人は6回目の参加だという。
参加青年らは13日までのベトナム滞在中、市内14区・郡の一般家庭にホームステイしながら、同市の青年団員との交流やホーチミン市人民委員会への表敬訪問など様々な活動に参加する。
今回で46回目を迎える「東南アジア青年の船」は、日本の内閣府青年国際交流事業の一環で、日本と東南アジア諸国間の友好と理解を促進する目的で1974年に発足したもの。ベトナムは1975年から正式に参加している。
なお、参加国は、日本とベトナム、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイの11か国。