ホーチミン市人民委員会は12日、「2025年までを視野に入れた2017-2020年期スマートシティ(環境配慮型都市)開発計画」の第1期実施結果を発表する会議を開催した。計画にはスマートシティ管制センターや共用データベース、経済社会予測シミュレーションセンター、情報セキュリティセンターの4つの施設の設置が含まれ、2017年末から実施されている。
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市情報通信局のレ・クオック・クオン副局長は、スマートシティ管制センターについて、各部局の1000台余りの監視カメラを統合しており、様々な角度から町の様子を観察できるようになったと報告した。交通事故や犯罪などが発生した場合、画像の分析によって人物の顔識別ができ、特定人物の追跡も可能になるという。
交通運輸局のチャン・クアン・ラム局長は、一部の幹線道路について「グリーンウエーブ」計画を実施すると明らかにした。同計画によると、タンソンニャット空港と市内中心部を結ぶボーティサウ(Vo Thi Sau)通りとディエンビエンフー(Dien Bien Phu)通りで、赤信号にあわずに時速40kmで走行できるようになるという。
交通運輸局はまた、人工知能(AI)を交通予測に導入して市街地や幹線道路の交通を最適化する研究を、AI専門家と協力して実施する予定だ。