12月4日開催｜【日本人が知らない】ベトナム市場の真実と日系企業の経営課題... (PR)

　ホーチミン市人民裁判所は9日、同市でバイクを運転中に交通死亡事故を起こした米国籍のシェーン・ディヌーン(Shane Denoon)被告(男・41歳)に禁固3年の判決を言い渡した。

(C) vnexpress

　起訴状によると、同被告は2018年1月27日午前4時ごろ、同市フーニュアン区グエンバンチョイ(Nguyen Van Troi)通りと3区ナムキーコイギア(Nam Ky Khoi Nghia)通りを結ぶコンリー(Cong Ly)橋をバイクで走行中、前方を自転車で走っていたベトナム人女性に衝突し、この女性は転倒して頭を強く打ち死亡した。

　同被告はフーニュアン区から1区方面に向かう途中で、事故により重傷を負い病院へ救急搬送された。警察の調べによると、同被告はベトナムで有効な運転免許証を所持しておらず、事故発生時は飲酒運転だった。

　法廷で同被告は、事故発生時のことは覚えておらず、覚えているのは目が覚めたときに病院に居たことだけだと話した。事故後、被告の家族は死亡した女性の遺族に2億VND(約97万円)の賠償金を支払い、遺族は告訴を取り下げていた。

　同被告は、事故により自身も重傷を負い、健康状態も悪化しているとし、「刑務所では痛み止め以外の治療を受けることもできず、どれだけ生きられるかわからない。早く母国に帰って治療を受けられるよう検討してほしい」と話した。