博士課程の学生を雇用し学費免除、ホーチミン市経済大で国内初の制度

2018/11/30 05:52 JST配信

 ホーチミン市経済大学はこのほど、同学の博士課程の学生に対して雇用契約の締結と学費の免除措置を講じるとした規定を公布した。規定は2017年度2期以降の博士課程の学生に適用される。博士課程の学生を教職員とみなす制度を策定するのは国内の大学で初の試み。

(C) tuoitre.cm
(C) tuoitre.cm

 同学のグエン・フウ・フイ・ニュット副学長は制度について、博士課程の学生が大学で研究に専念することで期限内に修了し、国際誌への論文投稿を促進することが目的だと説明する。

 博士課程の学生は前年度の研究成果に基づき年度毎に学費が免除されるほか、共同研究室が用意される。ホーチミン市出身以外の者については大学の宿泊施設を無料で提供する。

 また、研究費は同学の正規教職員と同様に支援を受けることができ、指導教官の同意が得られれば修士課程の学生の授業で教鞭を取り、報酬を得ることも可能。ただし、受け持つ授業の時間数は正規の講師の50%に相当する年間450時間以下に限られる。なお、博士課程を延長している者は授業を持つことはできない。さらに、指導教官の同意を得た場合は年間90時間以下に限り、大学の規定に基づいた報酬額で研究院などで専門業務にあたることも認められる。

 こうした権利の他に、博士課程の学生には大学で週40時間勤務すること、博士論文の発表までに、学術雑誌記事や書誌学を含む書誌データベース「スコーパス(Scopus)」などに掲載されている学術誌に、最低1本以上の論文を投稿することが義務付けられている。義務を果たせなかった場合は免除された学費の全額を返済する義務を負うこととなる。

[tuoitre.vn 11:50 27/11/2018, T]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2025 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 保健省科学技術訓練局はこのほど、2020年夏季の高校卒業 兼 大学入学統一試験(国家統一試験)で北部紅河...
 ベトナム国家大学ハノイ校の7番目の傘下大学で、日越両政府の支援により2014年7月に設立された日越大学...
 国際医療福祉大学(栃木県大田原市)はハノイ市で3日、ハノイ医科大学とホーチミン市医科薬科大学、及び...
 教育訓練省はこのほど、来年から師範学校(大学・短期大学・中等専門学校)の学生を対象に新たな学費政...
 FPT大学と九州工業大学は19日、研究や人材育成、学生と教員の交流などに関する協力合意書を締結した。...

新着ニュース一覧

紙と表計算ソフトからの次なる一歩~製造現場の未来を切り拓く生産管理DXと現場定着の実践知~ 「社内の...
 グエン・ホン・ジエン商工相は、ドナルド・トランプ米大統領が発表したベトナムに対する「相互関税」に...
 ベトナム政府は、ラオス人民革命党の元党中央執行委員会委員長・元国家主席・元首相のカムタイ・シーパ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 南部メコンデルタ地方アンザン省で発生した違法砂採取事件の裁判で、ホーチミン市人民裁判所は2日、44...
 ホーチミン市フーニュアン区のファンシックロン(Phan Xich Long)通りの周辺には、全長1kmにも満たない1...
 ベトナム海事水路局はこのほど、北部紅河デルタ地方ハイフォン市ディンブー・カットハイ(Dinh Vu - Cat...
 ベトナムIT最大手FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)はこのほど、米国に
 南中部沿岸地方カインホア省人民委員会は2日、同省のバンフォン経済区内でゾックダーチャン(Doc Da Tra...
 教育コンテンツの制作を手掛ける韓国のケデュオール(KeduAll)は1日、ベトナム現地法人のフィクテック(F...
 ドナルド・トランプ米大統領は2日、世界各国からの輸入品に対し「相互関税」を科すと発表した。180以上...
 ブイ・タイン・ソン副首相 兼 外相は、5月に予定されているトー・ラム書記長のロシア訪問と「対ナチス...
 北中部地方クアンビン省人民委員会は、マーク・ナッパー駐ベトナム米国大使が1日午後、同省の指導者と...
 政府は3月28日、電気料金の調整メカニズムを規定する政令第72号/2025/ND-CPを公布した。同政令は即日施...
 財政省傘下のベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と米インテル(Intel)は2日、「コミュニティのた...
 株式会社ニトリホールディングス(北海道札幌市)は4月11日、ベトナム4号店としてグローバル旗艦店「ニト...
トップページに戻る