ポルトガルで21日から29日まで開催された「第49回国際物理オリンピック(IPhO 2018)」で、ベトナム代表として出場した高校生5人のうち2人が金メダル、2人が銀メダル、1人が銅メダルを獲得し、全員メダル獲得の快挙を成し遂げた。
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金メダルを獲得したのは、グエン・ゴック・ロンさん(北中部地方タインホア省ラムソン高校3年)とチャン・ドゥック・フイさん(ハノイ市ハノイアムステルダム高校3年)の2人。2人はハノイ市で5月に開催された「第19回アジア物理オリンピック(APhO 2018)」で金メダルを獲得している。
銀メダルは、グエン・スアン・タンさん(ハノイ国家大学自然科学大学付属高校2年)とチン・ズイ・ヒエウさん(東北部地方バクザン省バクザン高校2年)の2人。銅メダルはグエン・バン・タイン・ロイさん(東南部地方ビンフオック省クアンチュン高校3年)。
今回の国際物理オリンピックには、世界86か国・地域の高校生396人が出場した。国・地域別の順位でベトナムは8位だった。日本代表は、出場した5人のうち1人が金メダル、4人が銀メダルで、全員がメダルを獲得した。
2017年のベトナム代表の成績は金メダルが4人と銀メダルが1人で、国・地域別の順位で5位となり、過去最高を記録した。