自社の広告が残虐な内容やわいせつな内容を含む不適切な動画に表示されにたことを背景に、ベトナム国内の大手企業各社は相次いで動画共有サイト「ユーチューブ(YouTube)」への広告掲載を中止している。
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同サイトでの広告を中止した企業には、地場乳製品製造最大手ビナミルク[VNM](Vinamilk)、不動産開発大手ビングループ[VIC](Vingroup)、豆乳ブランド「ビナソイ(Vinasoy)」を展開する地場系豆乳最大手クアンガイ製糖[QNS](Quang Ngai Sugar)など、多くの大手企業が含まれている。
ベトナムの最大手格安航空会社(LCC)ベトジェットエア[VJC](Vietjet Air)も、「企業のイメージダウンにつながる」として、同サイトを運営する米国のグーグル社(Google)に対策を求めており、解決できなければ広告を中止することを明らかにした。
情報通信省傘下の放送電子情報局によると、ベトナム航空[HVN](Vietnam Airlines)や米系医薬会社ミード・ジョンソン・ニュートリション・ベトナム(Mead Johnson Nutrition Vietnam)などの複数企業からもYouTubeでの広告について抗議文書を受け取っているという。