米国の市場調査会社ニールセン(Nielsen)が発表した2015年のベトナムにおけるクロスプラットフォーム動向に関する調査レポートによると、ベトナムのインターネット利用者の92%がオンライン動画を毎週視聴していると回答した。この割合は、東南アジア諸国中で最も高くなっている。
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東南アジア諸国でオンライン動画を毎週視聴すると回答したインターネット利用者数の割合は、◇フィリピン:85%、◇インドネシア:81%、◇タイ:76%、◇マレーシア:74%、◇シンガポール:62%。
ベトナムでは、オンライン動画を毎日視聴するインターネット利用者の割合が年々増加しており、この4年間に10%から64%へと増えた。動画コンテンツについては、映画から音楽、ドラマ、ニュースに至るまで様々で、オンライン動画の視聴者が最も多い時間帯は20時から22時までとなっている。
また、ベトナムのインターネット利用者の62%がスマートフォンを通じてオンライン動画を視聴すると答えている。この割合は前年の39%から大きく増加した。タブレット型端末の利用率は前年の15%から18%に拡大した一方、パソコンやノートパソコンの利用率は前年の91%から58%へと急減した。