ハノイ市の中央産婦人科病院で1日、世界的にも珍しい羊膜に包まれたままの状態で3つ子の男の子が誕生した。羊膜に包まれたまま赤ちゃんが生まれるのは8万件に1件と非常に稀なことに加え、今回は3つ子とさらに珍しい奇跡のお産が注目を集めている。
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(C) suckhoedoisong.vn |仲良く眠る3つ子ちゃん |
母親はファム・ティ・フエさん(19歳)で、自然妊娠により3つ子を授かり、妊娠7週目で3つ子だと判明し家族みんなが驚きと喜びに沸いた。妊娠30週目に切迫早産と診断され入院し治療を受けていたが、妊娠33週目で陣痛が始まったため帝王切開が行われた。
執刀したグエン・チャン・チュン医師によると、通常羊膜は陣痛による子宮収縮や帝王切開の過程で破れるが、今回のように帝王切開で羊膜に包まれたまま3つ子の赤ちゃんを子宮から取り上げたのは初めてだという。
母子ともに健康で3つ子の出生体重はそれぞれ1.9kg、1.8kg、1.7kg、名前は父親にザウ(Rau:野菜)、クー(Cu:球根)、クア(Qua:果実)と名付けられた。