ホーチミン市人民委員会は、同市交通運輸局が提出した第1ニティエンドゥオン橋(Cau Nhi Thien Duong 1)の架け替え案に同意した。
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1925年に建設された第1ニティエンドゥオン橋は、90年を経て老朽化が進んでいる。同局の計画によると、約1630億VND(約9億0100万円)を投じて、近くに架かる第2ニティエンドゥオン橋と同じデザイン及び構造で建設する。また、街灯や欄干など、古い建築の細部を復元することも検討する。
これに先立ち、同局は、第1ニティエンドゥオン橋の交通量を緩和させるべく、第2ニティエンドゥオン橋を現在の4車線から6車線に拡張する計画を検討していたが、技術的な面で実現不可能とし、第1ニティエンドゥオン橋の架け替えを行うこととした。
第1ニティエンドゥオン橋の長さは約1kmで、8区とチョロン地区(5区・6区・11区の一部)の運河を結んでいる。この橋は長い歴史の中で、国道50号線に通じ、チョロン地区と南部及びメコンデルタ地方の各省・市を結ぶ門戸としての役割を果たしてきた。