ホーチミン:新たに2本の橋が崩落の危機

2007/11/09 07:18 JST配信

 陸運局はこのほど、ホーチミン市内にある「第1ニティエンドゥオン橋」と「第1ビンチエウ橋」が老朽化と交通量の増加により、いつ崩落してもおかしくない状況にあると、同市交通公共事業局に文書で通達した。

 それによると、同市8区からメコンデルタ地方ロンアン省方面へ向かう国道50号線を結んでいる第1ニティエンドゥオン橋は、耐荷力が5トンと低いため、現在は二輪車と三輪車の通行のみが許可されている。2年前には交通量を緩和させるため近くに新橋が架けられたが、依然として崩落の危険性があるという。

 一方、第1ビンチエウ橋はホーチミン市と東南部ビンズオン省を結ぶ国道13号線上にあり、2年前に第2ビンチエウ橋が建設され一方通行となった。耐荷力は16トンあるが、恒常化している交通渋滞と大型車の通行により崩落の危機にさらされているという。

 陸運局は市交通公共事業局に対し、この2本の橋の検査と緊急対策を実施し、結果を報告するよう求めている。

[VnExpress,Thu Hai, 5/11/2007, 09:11 GMT+7]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
© Viet-jo.com 2002-2024 All Rights Reserved 免責事項

この記事の関連ニュース

 ホーチミン市人民委員会は、同市交通運輸局が提出した第1ニティエンドゥオン橋(Cau Nhi Thien Duong 1)...

新着ニュース一覧

 ホーチミン市都市鉄道(メトロ)管理委員会(MAUR)は22日、同市都市鉄道(メトロ)1号線(ベンタイン~スオイ...
慣れない海外生活、急病や事故
何かあってからでは遅い!
今すぐ保険加入【保険比較サイト】
 ベトナム最大の企業管理職向けソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を運営するアンファベ(Anph...
 ハノイ市人民委員会のグエン・マイン・クエン副主席は、電気とクリーンエネルギーを利用した公共交通シ...
 1969年1月19日、スイス人の若者3人が、フランス・パリのノートルダム大聖堂の高さ100m近い尖塔に登り、...
 地場系コングロマリット(複合企業)ビングループ[VIC](Vingroup)とペトロ
 決済プラットフォームの開発を手掛ける韓国のロードシステム(Load System)はこのほど、ベトナム情報通...
 ドラッグストア大手のファーマシティ(Pharmacity)の創業者クリス・ブランク氏はこのほど、ホーチミン市...
 ハノイ市ドンダー区クアンチュン街区タイソン(Tay Son)通り167番地に面した路地で、路面と排水システム...
 米国への留学生数に関する調査を実施しているIIE(米国国際教育研究所)が先般発表した最新レポート「
 ベトナム共産党政治局はこのほど、ホーチミン市に国際金融センター、南中部沿岸地方ダナン市に地域金融...
 ホーチミン市人民委員会は20日、1区のベンタイン市場、チャン・フン・ダオ廟、1区人民委員会庁舎などを...
 在ホーチミン日本国総領事館で19日、日本政府による令和6年度(2024年度)前期対ベトナム草の根・人間の...
 ホーチミン市では2025年年初から、市内を走る全ての補助金付き路線バスの運賃支払いをキャッシュレス化...
トップページに戻る