23日に発生した、ベトナムと香港を結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故で、ベトナムから海外へのインターネットアクセスの完全復旧は5月13日となる見通しだ。
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ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)によると、切断箇所は東南部バリア・ブンタウ省の沖合い300kmで、香港とシンガポールを結ぶケーブルの一部分だという。
30日ごろより切断部分の溶接作業が開始され、5月13日ごろまでに完了する見込み。AAGを使用している各通信事業者は、陸上の迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策を講じているため、今回の事故による影響は大幅に軽減されている。
AAGの切断事故は、2015年に入ってから1月5日に続いて今回が2回目。2014年の7月と9月にも発生しており、2011年から数えると少なくとも7回の切断事故が発生している。