クアンビン省:絶滅危惧種「ハティン・ラングール」60頭を発見

2015/01/28 15:22 JST配信

 北中部クアンビン省トゥエンホア郡タックホア村でこのほど、ベトナムレッドブックに登録されている希少種「ハティン・ラングール(Trachypithecus hatinhensis)」約60頭の群れが発見された。ラングールはオナガザル科のサル。

(C) dantri
(C) dantri

 ハティン・ラングールの群れは最近、同省を流れるザイン川沿いの石炭石地域に出没し、餌を探したり、日光浴をしたりしているという。地元住民の報告を受け、同省森林警察は保護措置を講じている。

 ハティン・ラングールが生息する場所として、同郡は同省にある世界遺産フォンニャ・ケバン国立公園に次ぎ2か所目となっている。ハティン・ラングールはラオスとベトナムに生息しているインドシナ半島の固有種で、絶滅の危機に晒されている。

[Dan Tri, 06:23 (GMT+7) 26/01/2015, A]
※VIETJOは上記の各ソースを参考に記事を編集・制作しています。
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