5日に発生した、東南部バリア・ブンタウ省から香港までを結ぶ光海底ケーブル「アジア・アメリカ・ゲートウェイ(AAG)」の切断事故を受けて、ケーブルの決断部分の溶接作業が17日18時16分に開始された。
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当初の予定では、19日18時ごろにも溶接作業が完了し、23日14時以降、ベトナムから海外へのインターネットアクセスが完全に復旧する見通しとなっていたが、作業は22日午前11時ごろまで続くと見られており、インターネットアクセスの完全復旧は24日午前11時以降となりそうだ。
5日にケーブルの切断事故が発生して以来、AAGを使用している各通信事業者は陸上の迂回ルートの通信量を拡張するなどの対策を講じているが、ベトナムから海外へのインターネットアクセスに大きな影響が出ている。なお、ケーブルの修理作業は28日午前9時ごろまでに正式に完了する見込みとなっている。